電報は基本的に文字数で料金が決まります。基本的には「メッセージ料（文字数あたり）」+「台紙」+「オプションサービス」+「消費税」を合わせた合計金額です。以前はＮＴＴが主流でしたが、様々な会社で取り扱いが始まり、料金も多様化しています。ＮＴＴでは今でも文字数あたりの料金が課金されますが、３００文字まで一律などのサービスを提供する会社もあり、一概には文字数で決まるとは言えなくなっています。

また電報は祝電や弔電に用いられることが多いですが、メッセージ料以外のオプションに、高いもので数万円のものがあるなど多様化しています。祝電に関してはぬいぐるみや、人気のキャラクターやアルバムが添えられたもの、プリザーブドフラワー、フラワーギフトなどお花が添えられたものなど多種多様です。弔電に関しても、スタンダードなタイプのほかに、刺繍・押花が添えられたもの、お線香付き、ふくさ付きのものなど様々な価格帯の弔電があります。電報といえばＮＴＴという時代ではなくなり、様々な会社で取り扱われるようになったことで、各社スタンダードなものは低価格に、オプションに力を入れて様々な価格帯のものを取り入れていることが伺えます。